入学・入社にともなってせっかく始めた新生活。
となりも一人暮らしが初めてで楽しいのか、毎晩のように友達を呼んで楽しそうなお声が聞こえてきます。
はたまた、上階のお子様達の足音が元気すぎて、ゆっくりとした食後の時間を満喫できない。。
我慢できない、、引っ越ししたい、、、
こういった騒音問題を抱えている人はけっこう多いと思います。
初めて一人暮らしする人もこうなりたくないですよね。。
騒音問題を100%避ける方法はないんですが、なるべくこのような目に合わないためにはどうすれば良いか?
①構造の違いに注目!
ご存知の人も多いと思いますが、賃貸マンション、アパートには大きく分けて4つの構造があります。(分譲マンションんは基本的に鉄筋コンクリートです)
鉄筋コンクリート造
➧大規模なマンションや分譲マンションは基本的にはこの構造。RC造とも表記される。
鉄骨造
➧こちらも主にマンションに使われる構造。RC造より建築コストは低くなるのため防音性能も落ちる。
軽量鉄骨造
➧2階建てのアパートタイプに多く見られる構造。基本的には防音には期待できない。
木造
➧2階建てのアパートタイプにや一戸建てに多く見られる構造。基本的には防音には期待できない。
建築をした建設会社や築年数にも左右されますが、一般的には上から下にかけて建築コスト、防音、気密性、耐火などが低くなっていきます。
建築コストがかかる分、鉄筋コンクリート造のマンションは家賃も高くなりますが、簡単に言うと全体的に性能がいいというわけです。
もちろん木造にも良い点があって、建築コストが安く済む分、鉄筋コンクリート造のマンションと同じ家賃を出せば、より新しくてより広いお部屋を選ぶ事が可能です!
しかし今回のテーマで言うと、鉄筋コンクリート造のマンションを選ぶ事が騒音問題の可能性を減らす1つのポイントです。
隣との壁にコンクリートが入っているために防音性能に優れています。
ただ、このコンクリート壁は片側のみという(特に一人暮らし用のマンションでは)設計がほとんどです!
実際に内見の際に、両側の壁を叩いてみましょう。
コンクリート壁はペチペチといった音がなり、中にしっかりとコンクリートが詰まっているのがわかります。
一方、コンクリートが入っていないほうの壁はドンドンと音が響きます。
コンクリートが入っていない側の壁に隔てられた部屋とは音が響きやすいという事になるので、ただ単純に鉄筋コンクリート造のマンションなら安心というわけではないので注意が必要です。
②部屋の配置に注目
ポイントは角部屋<独立部屋
両側の壁隣に部屋がある中部屋より、一番端に位置することによって片側の壁隣にしか部屋がない角部屋の方が騒音問題発生の可能性を下げれます。
騒音問題に悩まされて引越しする人は、ここに更に最上階というダメ出しの条件を付け加えます。
鉄筋コンクリート造のマンションの最上階・角部屋というほぼ完ぺきに見える条件ですが、先ほどの①でお伝えしている通り片側の壁にはコンクリートが入っているというパターンが多いです。
そして最強と思われた角部屋は、隣接している部屋との間の壁は残念ながらコンクリート壁ではない場合がほとんどです。
そこでお勧めしたいのが、独立部屋です。
共用の廊下を隔てて、両隣に部屋がないといったような構造のお部屋です。
※例:2階フロアで直線上に201号室~205号室と並んでいて、廊下を隔てて反対側の部屋は206号室のみといった具合です。
この独立部屋で最上階であれば接している部屋は下の階のみという事になります。
絶対にこれで大丈夫というわけではないですが、かなり騒音問題発生の確率を下げれている事がわかりますよね。
失敗したくない人、部屋探しに時間がある人は是非、鉄筋コンクリート造の最上階・独立部屋を狙ってみてください。
こういった物件はポータルサイトのスクリーニングだけでは、検出することができません。
HARERu HOMEでは細かい条件でも、とことん物件探しのお付き合いをさせていただきますのでご安心ください!
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